昨日は角層異常を治す方法として、ピーリング石鹸をお薦めしました。

本日はもう一つ大切なニキビケア、
脂肪の酸化を防ぐことについてお話します。

ニキビは肌の内側にある脂肪が参加して、
そこに菌が集まることによって生じるものです。

つまり角層異常を治すことは当然として、
脂肪の酸化を防ぐ必要もあります。

いくら肌の内側に脂が溜まっていたとしても、
それが酸化さえしなければニキビはできないのです。

たまに脂性にも関わらずニキビの全然ない人がいるのは、
おそらく脂肪の酸化が進んでいないためと考えられます。

あなたも脂肪の酸化を抑えれば、
一気にニキビのない肌を手に入れられるのです。

そこで役立つのが、ビタミンC。

酸化を防ぐ作用のことを抗酸化作用と言いますが、
ビタミンCには非常に強力な抗酸化作用があります。

それを肌に染み込ませるだけで、
最強のニキビケアとなるのです。

しかしビタミンCには一つ欠点があります。

分子構造が不安定なため、
そのまま肌に塗布してもほとんど効果がないことです。

つまりあなたの肌に染み込んで効果を現す前に、
ビタミンCそのものが壊れてしまいます。

これではせっかく優れたビタミンCを
ニキビケアに活かすことができないのです。

が、近年そのビタミンCを確実に
肌に浸透させる方法が確立されました。

次回の記事で詳しくお話します。

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昨日はニキビができる原因についてお話しました。

毛穴が詰まると上手く排出されなくなった脂が酸化します。
そこに菌が集まって肌が炎症を起こすのです。

ニキビを治すには毛穴の詰まりを治すと共に
脂肪の酸化を防ぐ必要があります。

では、まず毛穴の詰まりを治す方法について考えましょう。

大抵の人は毛穴の詰まりと言うと、
ファンデーションや汚れが溜まっている状態を思い浮かべます。

確かにそれがニキビの原因になることもあるのですが、
多くの場合はもっと別のことが原因です。

それは何かと言うと、角層異常です。

人間の皮膚の上には、角質というたんぱく質からできた
薄い膜があります。

これが外部の刺激から肌を守ったり、
体内の水が外に溢れ出るのを防いでいるのです。

通常はこの角質が15～20層ほど重なって、角層となっています。

が、新陳代謝が異常を起こすと古い角質が処理されなくなり、
新しい角質ばかりが重なっていくため、
角層が普通よりも分厚い状態になるのです。

すると毛穴が塞がり、脂が上手く排出されなくなります。

つまりニキビの原因は新陳代謝の異常であり、
分厚くなった角層を適切な厚さに戻すことが解決策なのです。

では、どうすれば角層を正常に戻せるのか？

明日、詳しくお話します。

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本日は、まずニキビとはどういうものなのかについてお話します。

ニキビは、肌が炎症を起こすことによってできるものです。

人間の皮膚の内側には、体内で余った脂が溜まっています。
その脂は、通常毛穴の隙間から排出されていきます。

いわゆる顔の脂ですね。
脂性の方は、皮膚の内側にある脂の量が人より多いのです。

しかし何らかの事情により毛穴が詰まると
脂が上手く排出されず、それが酸化します。

酸化とは「錆びる」という意味です。

鉄が長時間空気に触れると錆びるように、
体内の脂も長時間溜まっていると錆びていきます。

錆びた脂には大量の菌が集まり、
その菌で肌が炎症を起こし、
ニキビとなるのです。

毛穴が詰まる
↓
脂の排出が上手く行われなくなる
↓
脂が酸化する
↓
酸化した脂に菌が集まる
↓
皮膚が炎症を起こす
↓
ニキビになる

つまりニキビの正体は肌の炎症であり、
その原因は酸化した脂なのです。

ニキビを治すには、脂の酸化を防ぐと共に、
詰まった毛穴を開かせる必要があります。

では、そのためにはどうすれば良いのか？

明日から詳しくお話していきます。

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