今日はこれからの季節に大活躍する日焼け止めについてお話します。
これは男女問わず使うべきです。
人間の体が紫外線を浴びると体内でビタミンDの生成が促され、
骨が丈夫になります。また、皮膚の抵抗力を高める効果も報告されているようです。
そのため紫外線=害悪とは決め付けられませんが、
近年ではむしろ害の方が多くなってきました。
昔は地球にオゾン層が分厚かったので、
直射日光に当たってもそれほど紫外線は浴びなかったのです。
ところが近年は周知のとおりオゾン層の破壊が進み、
昔とは比べ物にならないほど紫外線が強くなりました。
肌が強い紫外線を浴びると肌の組織は破壊され、
ニキビの原因になります。老若男女問わず、これからの季節はきちんと
日焼け止めを使った方が良いでしょう。
日焼け止め製品にはSPF値とPAが書かれています。
SPF値は紫外線の一種であるUVBを
どれだけ遮断するかを示したものです。
SPF20なら紫外線が通常の1/20までカットされ、
SPF100なら1/100までカットされます。
PAは同じく紫外線の一種であるUVAを
どれだけ遮断するかを示したものです。
+、++、+++の3段階で現され、
+が多いほど効果も高まります。
ただし最初に言ったとおり、適度の紫外線は
ビタミンDの生成を促してくれるので、絶対悪ではありません。日差しの強い日には効果の高い日焼け止めを、
弱い日には効果の低い日焼け止めを使うといったように、
使い分けができると理想的です。
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